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毒親対策はどうすれば良いのか、悩むところですよね。
特に過干渉はぶっちゃけ気持ち悪いと思います。
うちの毒親は過干渉なんですが、学生当時はどう対策すれば良いのかわかりませんでした。
また、今と違ってスマホはなかったのでいろいろ不便だったんですよね。
今回は毒親の過干渉の対策についてやったこと、今ならこうしていたと思うことを紹介します。
何もしてくれないのに毒親が過干渉で悩んだ
ぶっちゃけうちの毒親は子供に対しての要求が多いのに、わたしには何もしてくれませんでした。
うちの毒親はさらに過干渉で本当に嫌気がさしました。
どんな風に過干渉だったのか、紹介します。
①誰からの電話かいちいち確認&内容を盗み聞き【高校生編】
わたしが高校生当時はまだポケベルの時代でした。
なので、基本的に電話でのやり取りは家電。
友達から電話がかかってくると「誰からの電話?」といちいち聞いてきます。
あと、近くで内容も聞いていて嫌になりました。
コードレスなら良いんですけど、コードレスじゃなかったんですよね。
なので、本当に丸々聞かれている感じでしたね。
また、男子から電話がかかってくると「誰なんだ?どんな関係なんだ?」としつこかったです。
いや、彼氏なんか作れないわっっ!と思っていました。
しかも、学校の先生からの電話ですらそんなんですよ?
嫌になります。
それ以外にもおかしいんじゃないの?という事が…。
わたしにかかってきた電話を取ったのが毒母だったんですが、そのまま長電話していたんですよ。
てっきり毒母にかかってきた電話だと思いました。
でも、わたしへの電話だったんです!
ちょっと神経疑いませんか?
友達だって困りますよね…。
代わってから平謝りでしたね…。
あと、手紙とかのやりとりを勝手に見たり机の中もあさられていましたね。
全部把握していませんが、いじっている形跡があったので本当に嫌になりました。
しかも、高校生や社会人になってからもですよ?
小学生でいじめられているから心配でということならわかりますが違いますよ?
かなりおかしいですよね…。
②お金がどのくらい入るのかしつこく聞いてくる
高校生になるとすぐにアルバイトを始めました。
最初のうちはアルバイト代1/3程度入れれば良いと言っていたのに、いつの間にか半分持って行かれていました。
で、毎月「今月どのくらい入るのよ?」といちいち聞かれてましたね。
確かにお金を入れる条件で始めたというか、働かされたというかだったので仕方ない部分はあります。
でも、細かく請求されるのは嫌気がさしましたね。
大人になってもお金がどのくらい入るのかしつこかったです。
毎月お金をたくさんつかっていたから聞いていたのか、お金が入る分だけ使おうと思っていたのかもしれませんね。
③恋人がいるのか・いるなら結婚を促す
学生の頃は恋人なんかいませんでした。
学校→アルバイト毎日だったので、休みはなかったです。
土日もアルバイト一日中やっていました。
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その後、宿題をやったりしていたので時間はありません。
唯一時間があったのはテスト期間(当日)だけ。
アルバイトを休んでいたので、その期間は友達と勉強をしていました。
そんな状態で彼氏なんか作れませんよね…。
また、社会人になっても仕事を掛け持ちしていたので、なかなか作れませんでした。
で、彼氏ができてからも相変わらず電話の盗み聞きがあり、「仲が良いのね~!すぐに結婚するんじゃないの?」と言われ続けました。
「ああ、彼氏と結婚して寄生する気だな…」と思いましたね。
その頃は万が一結婚したら親と同居になると思っていたので、ゾッとしました。
きっと夫に対しても過干渉になって、べったりくっついたりしていたかもと思います…。
毒親対策はどうすれば良いのか
一部紹介しただけですが、本当に過干渉でべったりくっついてこようとしていたんですよ。
かわいいと思ってくれるなら褒めて欲しいですし、迷惑をかけないようにしてほしい…。
でも毒母は「親なんだから面倒を見るのは当たり前だろ!」って言ってました。
え…親らしいことしていたっけ?
小学生の頃からあんたなにもしてなくて、わたしが仕事してたよね?と思いました。
詳しくは以下の記事をご覧ください。
だからこそ、毒親対策をしていかなくてはと思ったんですよ。
【実録】わたしの実母は毒親。ヒステリーがひどい?中・高校生編
①いつでも家を出られるようにお金を貯める
高校生から毎日アルバイトをしていました。
この頃は父も生きていたので何とかなりましたが、高校2年生のときに癌にかかり亡くなりました。
家の中で頼る人がいなくなった…と思いました。
なので、いつでも家を出られるようにお金を少し貯めていたんですが、この夢は崩れました。
結局、わたしが稼いで生活しなくてはいけなくなったんですよね。
でも、今だったらすぐに家を出たかもしれません。
当時はたぶん洗脳に近い状態だったんじゃないかな。
親だから面倒みなくちゃいけないと思ってました。
親友にもべったりだよねと言われていたくらいです。
もし、毒親に悩まされているなら親に生活能力がなくてもすぐに出た方が良いと思います。
それだけひどいことをしているんですからしったこっちゃないですよね。
周りの人が「ひどいんじゃない?」と言っても、あなたの状況を理解できません。
わたしも実際に周囲の人は理解してくれませんでした。
「親のことをそんな風に言うもんじゃない」というばかりでしたね。
でも、周りの人が何とかしてくれるわけじゃないので、周囲の話に耳を傾ける必要はないと思います。
②なるべく家にいない
学生の頃は家を出るのは難しいですよね。
中学生まではアルバイトもできないですし、家にいるしかない。
そういう子はなるべく家にいないのが一番だと思います。
わたしも中学生の頃は部活をしていたので、毎日朝は5時半くらいに家を出て8時まで部活をしていました。
もちろん、土日もあるのでほとんど家にいなかったのは精神的に楽でした。
わたしの場合、父が身体を丈夫にするために剣道をやっても良いと言ってくれたので厳しい部活に入れてあたりだったかもしれません。
なので、もし、中学生で「早く家を出たい」と思っている子は部活で遅くまで頑張る、図書館で閉館まで勉強するなど、なるべく家にいない工夫をした方が良いかと思います。
部活も勉強も自分にメリットになりますよね?
高校受験で有利になるのでやっておいて損はないと思いますよ。
③部屋に閉じこもる
わたしは中学生のときは部活、高校生のときはアルバイトでなるべく家にいないようにしていました。
でも、結局は家に帰らなくてはいけません。
家に帰ってきてもご飯を部屋で取っていました。
毒母とご飯を食べたくなかったんです。
理由をいろいろつけて部屋に閉じこもっていました。
父がいる頃は父にべったりだったので何とかなりましたが、亡くなってからはご飯だけは一緒に食べる羽目になりましたけど。
でも、なるべく部屋に引きこもりました。
ただ、社会人になり安いところに引っ越しをしてからはわたしの部屋はほぼなかったです…。
恥ずかしい話ですが、物置部屋状態のところに布団をひかされていました。
なので、休みの日はゆっくり部屋で過ごすことができず寝るか起きたら外に出ていました。
お金がないのに…。
それでも同じ部屋で過ごすことが嫌だったので、出ていたんですよね。
④早く家を出る
わたしはここまで頭が回らなかったというか、親の面倒は見ないといけないという考えしかなかったので早く家を出ることを考えませんでした。
高校生で家を出るのは難しいので高校生の間にアルバイトでお金を貯めて卒業と同時に家を出た方が良かったなと思います。
昔から寮付きや一部補助の仕事はあったので、ちょっと良いなとは思っていたんですけど、やっぱり親を放置というわけにはいかないと思っていたんですよ。
でも、今そう思っている毒親持ちの子はすぐに家を出られるなら出た方がその後の人生が変わると思います。
自分の人生なんですから親に振り回されないでくださいね。(´;ω;`)
⑤結婚後はなるべく連絡を取らない
最初の頃は親から電話が毎日のようにかかってきていました。
電話代もひどかったです。
もうこっちも頭おかしくなりそうでした!
なので、電話をすぐ切る、電話に出ないなどしていました。
で、毎回、親に対して小言を言っていたので向こうも言われたくないと思ったのか、電話をあまりしてこなくなりました。
というか、わたしが怒るので電話も無視するようになりましたね。
電話してくるのはお金の無心をする時のみなので、逆にわたしも結構無視しています。
それがストレスを軽減する手かなと思います。
⑥できれば連絡先を教えないのがベスト
わたしの場合、夫が親に対して最低限把握しておいた方が良いと言っていたので連絡先は教えています。
でも、ぶっちゃけ連絡先を渡さないのがベストかなと思っています。
連絡先を教えたら電話が鳴るたびに胃が痛くなりますよね?
だったら、連絡先を教えずにスマホを変える、引っ越しするのがベストでしょう。
引っ越し前に必ず住民票の閲覧制限をかけてください!
閲覧制限はDVや虐待などを受けた被害者がかけられる制度です。
警察だけでなく児童センターや女性相談センターで相談でも大丈夫です。
ただ、適用されるにしても自治体によっては毒親のみの場合、そのパートナーや祖父母など対応が分かれます。
毒親対策をして良かったこと・良いと思うこと
毒親対策をして良かったこと、良いと思うことはたくさんありましたが、大きかったのは4
つですね。
①早くから自分で働くことでお金を稼ぐ自信がつく
毒親育ちだとなかなか自信を持つことができないんですが、働けば誰でも稼げます。
仕事に大小あれ働けば稼げます。
自分で働けばお金を稼ぐことができるので、「自分でもお金を稼げる。だめじゃないんだ」と自信がつきます。
わたしはこれが大きかったですね。
もちろん、何も得意なものがないので大きく稼ぐことはできませんでした。
でも、とにかく稼げる!生活はできる!という自信にはつながりました。
毒親から逃れるためにはとにかく自分で生活する力が必要です。
だからこそ、早いうちからアルバイトをしてきて良かったなと思います。
②家にいなければ接触する時間が少なくなりストレス軽減
家にいなければ電話の内容を聞かれることがない、スマホをチェックされるリスクもすくなくなります。
また、家で毒親と接触する時間が少なければ、ストレスも少なくなるでしょう。
わたしは本当にツラかったので、接触時間が少なくなった分、気分的に楽になりました。
ただ、家路は足が重くなりましたが。
③家を出れば過干渉に悩まされるのは少なくなる
家を出たことで毒親からの過干渉がほとんどなくなりました。
まあ、変な手紙(親を大事にしろ!的な毒母の友達からの手紙)がきたこともありましたが、とりあえず干渉されないのが精神的に軽くなりましたね。
どれだけ負荷がかかっていたのかわかりましたよ。
④結婚後連絡を取らなければ精神的に追い込まれない
上記の通り、結婚後、連絡をほぼ連絡を取らなくなったので、結構すっきりしました!
たまに連絡が来ると勝手に涙が出たり胃が痛くなったりはありますが、全然違いますね。
親の顔を思い浮かべるだけで涙が出てくるくらいヤバいですが、それでも連絡を取らない、思い出さなければ、気が楽になります。
もし、結婚を考えているなら旦那さんのためにも、連絡を取り合わないほうが良いと思います。
だってあなたが精神的におかしくなったら旦那さんも心配になるから。
毒親の過干渉は本当に頭を悩ませますよね。
毒親の過干渉対策は今できることをする、下準備を着々とすすめることが大事だと思います。
もう嫌だと考えているだけでなく行動に移すことで近い将来、毒親を制することができるかもしれません!
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