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小学校の親の負担はどのくらいあるのか、これから幼稚園を卒園するお子さんを持つ親御さんは気になりますよね。

幼稚園より小学校の方が親の負担は減るのかそれとも増えるのか、特にお仕事をされている親御さんは気になる点でしょう。

今回は小学校6年生男子、4年生女子を持つわたしが経験を元に小学校の親の負担と減らす工夫について解説していきます。

 

小学校の親の負担は学校や状況によって差がある

親の負担はどこの小学校も一律というわけではありません。

実際にわたしは専門部役員をしていたので、ほかの学校との交流がありました。

そこで実際にどのくらい負担があるのか聞いてみたところ、全然違う!と思ったのを覚えています。

①受験組が多い小学校はイベントが少なく出番も少ない

小学校によってはほぼ中学受験組しかいないという場合は、イベント自体が迷惑と考えている親が多いようで親の負担が少ないです。

あるPTA会長が「もっとイベントを増やして子供たちを楽しませたい!」と提案したらしいのですが、却下になったとか。

理由は親の負担が増えるし、子供も塾や勉強をしなくてはいけないからだそうです。

また、食品を扱うイベントになると食中毒も気になりますし、親の負担がさらに増えますよね。

だからこそ、中学受験組が多い小学校は「イベントと親の負担は少なめ」になるらしいです。

まあ、受験組が多い小学校すべてが親の負担が少ないわけではないと思いますけど、その傾向は強いのではないでしょうか?

まずは行く予定の小学校の情報をチェックしておくと良いですね。

②イベントの多い学校は親の負担がハンパない

ぶっちゃけうちの小学校はイベント多すぎ!親の負担多すぎ!と思っています。

まあ、小学校低学年のうちはたくさん遊んでほしいので、それも良いなと思っていました。

でも、学年が上がるにつれてイベントへの出席率は減るのに親の負担はあまり変わらないのはツラいところですよね。

③積極的に手伝う親とそうでない人にわかれる

イベントがたくさんあったり専門部があったりすると積極的にお手伝いしてくれる親御さんとそうでない親御さんにわかれます。

もちろん、できれば親の負担が少ない方が良いと思いますが、どうしても避けられない部分はありますよね。

それでも「絶対やらない!でもイベントや学校行事は参加する」というご家庭もあるんです。

これはマナー違反だなと思いますが、無理やり係や役員を押し付けてもやってもらえないので結局ほかの親の負担が増えるんですよね。

小学校の親の負担が多いのはPTA ツラくならないコツ

最も親の負担が大きいと感じるのは小学校のPTA役員や専門部を引き受けるときです。

「え?これって仕事じゃないよね?ボランティアだよね?給料出ないの!?」という仕事量のときもあります。

お仕事をされている人にとっては親の負担が多すぎる!と思うでしょう。

そこで小学校に長く在籍している経験からPTA役員や専門部を引き受けてもツラくならないコツを紹介します。

①入学直後の1年生にやった方が良い理由

PTA役員は絶対にやらなくてはいけないという小学校は少ないと思いますが、専門部は絶対に在学中1回はやる必要がある小学校が多いです。

回避できないならできるだけ負担が少ないタイミングでしたいですよね。

おすすめなのが小学校1年生のときにやること。

 

メリットとしては

  • 小学校によっては部長を指名されない
  • 入ったばかりなので小学校に行くことが多いので一石二鳥
  • 上の学年の保護者に頼りやすい
  • 先生に覚えてもらいやすい
  • 子供の様子もついでに見られる
  • 高学年になってからやる必要がなくなる

 

特に2年生あたりから楽な専門部の争奪戦になるので、なかなかできなくなることがあります。

で、結局、小学校6年生で大変な専門部になってしまう人もいるんですよ。

特に中学受験をする人は避けたいと思いませんか?

それならまだよくわかっていない人が多い小学校1年生で専門部をやってしまうことです。

PTA役員、専門部部長の決め方などに関しては以下をご覧ください。

PTA役員・専門部部長に!逃げる方法はある?決め方も紹介

②あくまでもボランティアなので頑張りすぎない

「担当するからにはしっかりやらなくては!」という親御さんも結構います。

でも、PTAはあくまでもボランティアです。

自分ができないことは早めにできないことを伝える、手伝ってもらうようにしましょう。

全くできないからと仕事を放り出すのはいただけませんが、このタイミングやこの仕事をするのは難しいという場合は相談した方が良いですよ。

そうでないと1年間持ちません。

実際にできないことを無理してやっていた結果、PTA役員内、専門部内で亀裂が生じてしまうこともあります。

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コミュニケーションは大事なので必ず声に出して言いましょう!

 

小学校の親の負担は毎日ある

小学校は毎日の親の負担も結構感じます。

何がそんなに親の負担になるのか?と思うかもしれませんが、結構細かいところで負担になるんですよ。

①宿題のチェックの負担が大きい

今の小学校って大体のところで毎日宿題が出るんですよね。

昔は親が宿題の丸付けをする事はなかったと思いますが、今の小学校は丸付けするのが基本です。

また、音読を毎日させてチェックすることもあるので、仕事をされている方は親の負担が多いと感じると思います。

②紙ベースでアナログが困る

学校関連の連絡は紙ベースで来ることが多いです。

プリントが山のようにくるので、いるものなのかいらないものなのか分けるのも大変!

しかも、子供が持って帰ってくるので多すぎて持ち帰っていないものも気づかないことがあります。

ぶっちゃけ超アナログだなあと思いましたね。

整理するのも大変だし、なくしやすいし…結構つらいところです。

また、そのほかにもアンケート調査だったり休むときの連絡も連絡帳を友達に届けるかファックス。

病気の子供を家に置いたまま連絡帳を友達のところに届けるんかい!とツッコみたくなりますよ。

うちの小学校はファックスで対応してもらえるのでまだよかったですけどね。

最近はメールで対応してくれるところも出てきているようですが、まだまだ紙ベースで親の負担が多すぎるなあと思いました。

③連絡が直近は勘弁してほしい

イベントや学校行事があるタイミングで指定の色の服を着ていかないといけないことや持ち物が必要なときもあります。

でも、これを前日や前々日に言う先生がいまだにいるんですよ。

土日を挟む前に言ってくれれば良いですが、仕事をしていたり外せない用があったりしたら用意できませんよね?

うちは実際に用意できず近いものを着せていったことがあります。

ちょっとかわいそうなことをしたなと思いました。

だって前日じゃ用意できないじゃないですか!

小学校の親の負担を減らすためにやったこと

親の負担を少しでも減らすためにわたしがやったことは以下の5つです。

小学校の親の負担を少しでも減らすために、覚えておくと良いですよ。

①ママ友を作って情報交換

できればママ友は何人か作っておいた方が良いです。

あまり密にならなくてもOK。

情報交換できる程度のお友達で十分です。

ママ友を何人か作っておかないと学校の情報が入ってこないとプリントを持って帰ってきていないことに気づかないし、内容を聞けないこともあります。

だからこそ、何人か知り合いは作っておきましょう。

②料理をしながら音読チェックする

音読のチェックは毎日のことなので結構めんどいなあと思っちゃいます。

低学年のうちはくっついてやってあげたいですけど、3~4年生あたりからざっくりで良い気もするなあ、宿題をやっていることが分かれば良いと思うなあと感じて「料理中に音読チェックする」ことにしました。

そうすれば、料理を始めると子供もやり始めますし親の方も声掛けするのを忘れません。

これなら親の負担も少ないですよね?

③丸付けは夫婦空いている方が確認

宿題の丸付けは結構面倒くさい…と言ってはいけませんよね。w

でも、忙しい時間帯に持ってこられると「後で!」となって、忘れちゃうんですよ。

親はママだけではありません。

丸付けは夫婦でどちらか空いている人がやるようにした方が良いです。

これだけでも親の負担はグッと減ると思います。

④学年とPTA役員のファイルを作る

兄弟がいるうちはそれぞれ1年分のプリントがファイルできるものを用意した方が良いです。

また、PTA役員や専門部をされる方はその年1年間使えるファイルを用意しましょう。

結構、あとで見返さないといけないこともあるんですよね。

最低でも1年間保管しておくといざというとき安心だと思います。

⑤前年度のプリントを取っておければ保存

PTA役員や専門部をやっていると年度が替わった後もしばらく前年度のプリントを見返すことがあります。

できれば、しばらくの間は年度が切り替わっても前年度のプリントは取っておきましょう!

プリントがない、あれがわからないと時間を潰す方がもったいないですから。

 

小学校は親の負担が多くなるケースが多いです。

自分の子供のことですからやらなくてはいけないのはわかります。

それでも、仕事をされている方・子供が多い方・その他、事情があってなかなかお手伝いが難しいという方もいるでしょう。

そのためには自分でも工夫して小学校の親の負担を減らさないといけません。

できれば、学校側が工夫してほしい部分もありますが。

しかし、すぐに小学校が変わるということはないので、自分でできる工夫はしてくださいね。

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